PATRON 22


………




「だから、
俺はユノさんのものなんです。」




気がついたら
長々と全部話していた。

こんなこと言ったらおかしいと
思われるだろうけど、最後にそう付け加えた。




「そう…
チャンミンくんはユノのものなのね。

じゃ早く返さないと私、怒られそう。」



初めて人の前で口にしてみたけど
ヨンアさんはそっかそっか、って。





なんだ、
おかしなことじゃなかったんだ。





お会計はいらないって言われて、
仕方なくそのままクリニックを後にした。




ヨンアさんがなんで俺と話したかったのか
それは最後までわからなかった。
あと…ユノさんとはどういう関係なのかも
聞けなかった。





















「チャンミンくんが受けた心の傷は、
個人差はあるけどこんな短期間で治るような
ものじゃないわ。

うなされるくらいで済んでたなんて
びっくりするくらい。


自分が悪いって思いが強くて、
心もカラダも悲鳴をあげてるのに
無意識に押さえ込んでたのかも。


本当にギリギリのところで
助けられたんじゃないかしら。」







「…うなされるくらいは
仕方ないってことでしょうか。」



「そうは言ってないけど…

自分はユノのもので、ユノの役に立つためだけに頑張ってて、そのためだけに自分は存在すると
思ってる感じ。



チャンミンくんのこと、
大事に大事に想ってくれる人が現れて
良い恋愛してくれたらなぁ。


…もっと極端なこと言うと、
早く好きな人に抱かれて欲しいんだよね。

そうすることで少しずつ少しずつ
うなされることがなくなっていくと
思うんだけど。」






「最適な人物に
心当たりがありまくるんですが。」



「私も。
奇遇ね、シン。」



「ご本人が早く気づけばいいんですが。

ったく、人の気持ちには気づくくせに。」




「なんの話?」


「…いえ、なんでもありません。」



「そういえば予約入ってたわよ。

本人も色々変化に悩んでるんじゃない?

院長先生の患者様だから
私には詳しいことは何もわからないけど。」



「わかりました。
ありがとうございました。」


「ユノから何回も着信があるわ。

無視するけど。」








帰宅したら
シンさんが夕食を調達してくれていて
久しぶりにユノさんと2人での
夕食になったんだけど、

ユノさん何回も何回も携帯で誰かに電話してて
でも会話してる様子はなくて。

それからだんだん不機嫌になっていって…
バスルームからはなんか叫び声も聞こえてきた。




仕事でなんかあったのかな?















心療内科への知識はゼロです。
素人の妄想です、ご容赦ください。
よろしくお願いします。
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コメント

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そ○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございます!
私も辛くなってきたので早く幸せになりますように!!
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