PATRON 28




深夜、玄関の開く音で目が覚めた。
時計を見たら深夜2時。



忙しいのかな、こんな時間まで…



せっかく目が覚めたんだから
おかえりなさいって言おう。

自室から出て玄関に向かう。



「あれ?起きてたんだ、ただいま。」



「お帰りなさい、ユノさん。」


あ…飲んできたんだ。

ユノさんは
お酒に弱いことを自覚しているから、
外では滅多に飲みすぎたりしない。


でも今日は少し飲みすぎ?
うっすら顔が赤い。




「水、入れますね。」



「あぁ、サンキュ。」




キッチンから出ると
ユノさんはスーツのジャケットも脱がずに
リビングのソファに寝転がっていた。


「ユノさん、水飲んでください。」


「ありがと。もしかして起こした?
ごめんな。」


「いえっ、そんなこと…」


水を飲み干したあと、
ジャケットは脱いだもののそのままもう一度
ソファに寝転がろうとするから
慌てて止める。


「ユノさんっ、部屋のベッドで寝てください。
ズボンも脱いでくださいね。

あ、シャワーダメですよ、
少し酔われてますから。
明日の朝にしてくださいね。」



「え、そう?ちょっと飲んだけど
そこまで酔ってないよ?

大丈夫、休憩したら部屋に行くから。」


「本当ですか?もう、朝起きてきたら
ここでユノさん寝てそうです。」


でもまぁ、意外と会話は成り立つし大丈夫かな?



グラスを持ってキッチンに戻り、
代わりに冷蔵庫からペットボトルの水を取り出し
リビングに戻る。



「水置いておきますね。」

寝転がってはいないものの
ソファに沈み込んでいるユノさんに声をかけた。



「今日さ、
ちょっとなんか…まぁ色々言われて
久しぶりにオンナの子のいる店に行ったんだ。」



ブランケットを
取りに行こうとしていた足が止まる。



え…何の話?



「キャバクラ…ですか?」



「いや、違う。

もっと俗物的な店。

欲を発散するためだけの店だよ。」




「そう、ですか…」


心臓がドクドクうるさい。




「いつも誰でもいいんだ。

でも今日はなんか…どの子も無理でさ。


はぁーーーー悪いことしたな。
何してんだろ、俺。」





いつも、誰でもいい?

てゆうか、これ、俺が聞いていいの?
独り言なんじゃないか?






「溜まってんのになぁ。ははっ」





「誰でもいいんですか?」




「ん?」




何言ってんだ、俺。



やめろ、
ユノさん、そんなことしなくていいって
言ってくれただろ?




「じゃあ俺でもいいですか?」


  


いや違う、2年前とは違う。

俺が、好きな人をヨクしたいんだ。





ソファに沈み込んだままのユノさんの
足の間に座り、サッとベルトを外す。


「なっ、やめっ、チャンミン !!」


酒が入ってるせいか抵抗する力も弱い。
俺でも充分バタバタする足を抑え込める。




部屋の温度は年中快適に保たれているから…
ブランケットは後回しでも大丈夫。




 


よろしくお願いします。
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コメント

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g○○○○さま

Miiiii
未遂に終わってしまいましたが、
チャンミン爆発すると襲うタイプでした(*´艸`*)

h○○○○○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございます。
ユノ…お店にはもう行かないようです(*´艸`*)
チャンミン夜中のテンションで頑張りました!
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