PATRON 30





口を離した途端、ユノさんは
パンツもズボンもサッと引き上げてしまった。



無理やり押し込んでるじゃん….

恨めしそうに見ていたら、
ユノさんは
両手で頭を抱えてため息をついた。







「はぁっ…


お前、俺のことどうしたいんだよ…


もう無理だ、もー無理。

周りだけじゃなくて
自分にもすっとぼけて知らんふりするの限界。」



「はい…」




一応返事はしたものの
何が無理なのかさっぱりわかんない。











「俺さ、
チャンミンのことが好きなんだ」
















「はい….




はい?えっ?!」





「だからさっきみたいなこともうすんなよ。
次あんなことされたら、
俺、お前に何するかわかんない。」






「え、待って…ユノさん?」




「もう寝ろ。
夜中に起こして悪かった。」





「嫌ですっ!ユノさんっ!」




こんな状況で寝れる人、いる?

ソファから立ち上がって
リビングから出て行こうとする
ユノさんの腕を思わず掴む。




「チャンミンっこらっ!


これ以上話すと
俺すげぇかっこ悪いんだって!




…でもまぁ、言い逃げはよくないか。」




絶対離さない俺の必死さが伝わったのか
ユノさんはもう一度ソファに座った。







「最初は本当に大学に行かせてやりたい、
これからの人生面倒みてやりたいって
思ったんだ。

単純に同情心からだ。


でも好きなんだって気づいてからは
いくら周りに気付かれようとも、
気持ちに気づいてないフリしてた。」




「どうして、ですか…」



「だってチャンミンに知られたら?

それってチャンミンからしてみれば
前と変わらない、悪夢じゃん。


借金も大学も就職も恩にきせて
俺から離れられないようにしてるとこ、
キム氏と一緒。

いや、俺の方が酷いか。


夢ん中では何回も抱いてるくせにな。」






ユノさんが自嘲気味に笑う。






ユノさん…


そんな顔しててもカッコいいけど、
何でそんなに何もかも諦めたような顔
なんですか?








「俺はユノさんのものなのに。」







「はっ?」







しまった。


嬉しくて幸せで夢みたいで
言いたいこと色々あるのにそれ全部詰め込んで
発した言葉がおかしかった、

かもしれない。
















告白回が短くなりました。
よろしくお願いします。
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

コメント

管理人のみ閲覧できます

-
このコメントは管理人のみ閲覧できます

キー○○さま

Miiiii
ほんとですね、やっとこれで念願の(*´艸`*)
非公開コメント