PATRON 31




「あ、え、今なんて?」



ユノさんが混乱してる。
…そりゃそうだ。





「いつも思ってました。


ユノさんに恋人ができても、
いつかご結婚されて…
誰かのものになったとしても、

俺がユノさんのものだってことは
変わらないって。」




「チャンミン?」




「俺…間違ってませんよね?

俺はユノさんのものですよね?

オトコに溺れて借金作ったくせに性懲りもなく
助けていただいてすぐに…好きになってしまって。


本当に俺ってバカだって、やめとけって、
ユノさんはゲイじゃないし、
助けてくださった恩返しだけを考えて生きろって
そう思うんだけど、

やっぱり好きでっ…




だから…嬉しいっ…」



今まで抑えていた分、
一気に捲し立てたら泣けてきた。




ユノさんから携帯を渡された日を思い出した。
泣くのはあの日以来。



でもこれは嬉しいキモチの涙だ。





「…ほんとに?
俺に気ぃつかって合わせてない?」




「合わせてませんっ!」




被せ気味に否定したら
恐る恐るユノさんの綺麗な手が
近づいてきた。







「チャンミンは、
チャンミン自身のものだけど…


「ちがっ、ちがう!」


もはや駄々っ子のような俺は
頬に添えられた手にすがりつく。






「うん、たまには、
俺のものにもなってくれる?」




「っ!はいっ…うぅ…」




フワッと抱きしめられて、
余計に泣けてきた。





「じゃあ、俺もチャンミンのものだな。

あ、なんかそう思ったら自分のこと
大切にしなきゃって思えてきた。」




「ふふっ…」




こんなことってあるんだ。


ユノさんが俺のものだなんて、
そんなことって…





深夜2時からの急展開に
俺の頭はそこでストップした。











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