PATRON 32


翌朝、
俺は自室のベッドで目を覚ました。








  

あぁそうか、夢だったのか。
まぁ、そうだろうな。




妙に納得しつつ朝食を作って、
いつものようにユノさんの部屋を
ノックする。



ガチャっ


「あっ…れ?

今日は早いんですね、おはようございます。」



いつもは、んーわかった…とか
俺しか聞けない寝ぼけたユノさんの声が
聞こえてくるのに、
今日はノックと同時くらいにドアが開いて
ユノさんが出てきた。

しかもすでに着替えたあと。


 
あれ、もうシャワーも浴びたの?
いつ??

 



しまった、今日早く出社する日だっけ?!




慌てる俺に、
「うん、おはよ。」
って、ユノさんの顔が近づいてきて
軽くキスされた。




「んっ…」




え…キス…キス?!



「んんっ…んぅ…」





ごめん、軽くなかった。

だんだん深くなるキスに、
昨夜のことは夢じゃなかったんだってことと…
せっかくユノさんに抱きしめてもらったのに
寝落ちした自分を思い出した。









「はぁっ、ん…」



「深夜にあんなコトしたから疲れたんだろ?
まだ目がトロンとしてる。

卒業式明後日だろ、
今日はゆっくりしてたら?」




長めのキスが終わる頃には
もう力が抜けて
ユノさんに腰を抱かれていた。


トロンとしてるのは初めてのキスが
すんごいのだったせいです…
って思ったけど言えない。





しかもあんなコト…を思い出して
いや、正確には夢じゃなかったんだと理解して
恥ずかしすぎる。


俺、なんてことを…
しかも一旦現実だと認識すると、
生々しい残像が…あぁっ!

ユノさんの感じてる姿、
死ぬほど色っぽかった…






「チャンミン、なんか思い出してる?
可愛い。」




心の中を読んだような
ボッと赤面するようなことを
さらっと呟いたユノさんは
俺の腰を抱いたままダイニングへと向かう。



だめだ!
話題を何か健全なものに変えないと!



「あのっ、ユノさんっ、
昨日部屋まで運んでくださったんですよね?
すいませんっ…重かったでしょう?」



「いや、大丈夫。
チャンミンすげぇ可愛いかったから。
ムニムニ言ってて。」



「むっ、ムニムニ……」




だめだ、何言っても恥ずかしいこと返ってくる。





「お、お酒はもう残ってませんか?
朝食軽いものにしますか?」




「いや、いつもと同じで大丈夫。
ちょっと寝てシャワーしたらスッキリしたよ。」




「そうですか、良かった…」




「ついでに溜まってるもんも出したし?」




「なっ…」




「一旦おさまってたんだけどさ、
情けないこと告白したから。

でもムニムニ言ってるチャンミンの口元とか
思い出したら、さ?


あー俺もう、
チャンミンにしか反応しないかも。








あっ、うまそう!
いつもありがとうな、いただきます。」






「あ、朝からなんてこと言うんですかっ!!」






「ん?

ふふ、チャンミン、顔真っ赤。



チャンミン今日バイト、
ランチタイムだけだろ? 
じゃー俺も今日早めに帰ってこよっと。

2人でゆっくりしよ?」




「あぁあ…」



しよって何がって思った時点で俺の負け。
ゆっくりするんだよ!


恥ずかしすぎてキッチンに逃げ込んだ。








でも…ここのところ
ずっと考え込んでたのが嘘みたいに
いつものユノさんで、
もしかしたら俺のことで
悩んでくれてたのかもしれない…
と思ったらニヤニヤしてしまう。


ユノさんが…俺のこと…






ユノさんに出逢ってから
毎日幸せな朝だけど、
いつもよりも幸せな朝だった。
















拍手コメ読んでます、
前のサイトからのお付き合い
ありがとうございます。
返信の仕方いまだにわかりませんが….
我慢強かったのかどうなのかʬʬʬ


よろしくお願いします。
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コメント

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そ○さま

Miiiii
ほんとに…妄想に多少のスパイスは必要ですが
今回は自粛で病んでたのかスパイスが過ぎました。
基本自担には甘々なのに…己の妄想に反省です。
基本幸せとエロのみで妄想していきたいと心に決めました。
こちらこそ読んでいただいてありがとうございます。

キー○○さま

Miiiii
こちらこそ妄想にお付き合いいただき
いつも嬉しい限りです(*´艸`*)
私、トゥギ も好きなので結婚式のお写真、
舐めるように見ました!
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