PATRON 34

5/13 2話更新シテオリマス








「お世話になりました。」


アルバイト最後の日。
厨房で後片付けをしていたら
ユノさんの声が聞こえてきた。



来て…くれる気がしてたんだ。
なんてちょっと厚かましいけど、
でもやっぱり来てくれた。


しかも花束とワイン持って。
あぁ…カッコいい…




「またいつでも食べにおいで。」



オーナーにもハンナさんにも感謝しかない。

素敵なお店でたくさんのことを学んだ。
学んだことを生かして頑張らなきゃ。


少し涙目の2人に見送られてお店を後にした。















いつものように地下鉄の駅に向かって
歩こうとしたんだけど
ユノさんに腕を掴まれて方向転換される。



「今日はこっち。
車、パーキングに停めてあるから。」




「え、今日車なんですか?」




シンさんが一緒の時は車なことも多いけど
今日はユノさん1人なのにな。










あまり深く考えずに助手席に乗り込むと、
運転席でユノさんがふぅっと息を吐いて、
俺を見た。



「チャンミン。


あらためて、大学卒業おめでとう。

しかも本当に首席で答辞までしてくれる
なんてさー思った通り、シンが喜んでる笑

あ、会社の広報が社報誌の取材に行くかも。



ってまぁ、それは入社してからでいっか…

あ、アルバイトも今日までお疲れさん。

で、
えっと、なんかさ、
シンにお膳立てされたみたいで
ちょっとシャクなんだけど、

明日と明後日、予定入れてないって聞いた。




その2日間、

俺と一緒にいてくれる?」




ユノさんにしては歯切れが悪いと思ったら
そうゆうことか。



何も迷いはない、
俺はユノさんのものだから。



「はい。」



俺がそう返事をしたらユノさんはもう一度、
今度はふぅーーって長めの息を吐いた。











車で向かった先は、とあるホテルの一室。




「俺よく考えたら恋愛下手なんだよ。

だからさ、チャンミンと一緒に過ごす場所
必死で考えたんだけど、
俺の部屋以外だとここしか思いつかなくって。」




「ううん、嬉しいです。
ここで、
初めてユノさんに出逢ったから。」




そこは俺とユノさんの始まりの場所。





ドアが閉まった瞬間、
先に部屋に入ったユノさんがクルッと振り返って
気がついたら抱きしめられて、

オーナーに持たされた料理も
ハンナさんがくれたネクタイの入った紙袋も
その場にドスンと落としてしまった。










ニヤニヤニヤニヤニヤ(。・ω・。)

よろしくお願いします。
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コメント

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g○○○○さま

Miiiii
ニヤニヤとか言っといてそこから長くてすいません!
読んでいただいてありがとうございます!

キー○○さま

Miiiii
こちらこそこちらこそありがとうございます!
もつれあう前のソワソワ感が好きです!
なんの告白。
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