最後に笑うのは 7


本日2話更新しております。
6話にも拍手くださったら嬉しいです。
最近情緒が大波の中、ホミン読んでくださる方いらっしゃるんだなぁーって私が感極まる指針になっています。
私もめっちゃ読んでます、
オススメあったらおしえてください!







「もう、なんで知ってるの?」

ユノに気づく直前まで
今誰にも逢いたくないと思ってたはずが、
ユノならいいやって、不思議とそう思えた。




「生徒会室からあっちの校舎のフロア、
丸見えなんだよ。知らなかった?」


…知らなかった。
生徒会室の並びはパソコンルームとか
実験室とか普段使わない部屋ばっかりだし。


きっと誰も知らないんじゃないかな。
生徒会室から窓の外を眺めるやつなんか、
限られてる。



「初めて聞いたよ、教えてくれればいいのに。」




「今教えたじゃん。

でも、あそこで告白する子多いから、
みんなには内緒な。」



ふふ、ユノらしいな。



「うん、それはもちろん。

で、ユノはなんで生徒会室にいたの?
ごめん、なんか仕事あったっけ?」


「いや、ないない。

夏休み中に読もうと思ってた
去年の文化祭の資料取りに行っただけ。」



「そっか。
それ俺たちは読まなくていいの?」



「大丈夫。

それに持ち出し禁止のやつなんだ笑」



「えぇっ?!
ふふ、家で無くさないでね。」



「わかってるって!

さて、帰るか。」



「うん、あ、ちょっと待ってて。」



ユノのクラスの向かい側にある
自分のクラスの下駄箱で靴を履き替える。

上履き持って帰らないとヤバイかな、と
ちょっと思案していたら、






「チャンミン ってさ、

女の子は無理なの?」


「えっ?」



いきなりでびっくりして振り返った。

ユノの顔はいたって真剣で、
どうやら揶揄われているのではないらしい。


それに、ユノはこーゆーことで
からかったりしないって知ってる。


「よく…分からないんだ、自分でも。

ほら俺、恋愛経験ゼロだからさ。」




「ゼロじゃないじゃん。

好きな人いるんだから。」



「ただの片想いだし、
恋愛経験には含まれないだろー?」



「そんなことないよ。」



「そう、かな。

恋愛経験豊富なユノがいうならそうなのかもな。

あー腹減った。

ユノ、なんか食べて帰らない?」



今、恋愛について色々話すと
自分が泣いてしまうんじゃないかと思えて
無理矢理話を変えた。


「いいよ、行こう。」



こんな時一緒にいても面倒じゃないのは
ユノくらいだ。















最初にユノと話したのはいつだったか。

確か…2年になって同じクラスになってからだ。




その頃の俺の目標は
高校を卒業してしまって中々逢えなくなった
ソンジェヒョンと同じ学部に入ることだけで、
他に興味のあるのはゲームくらい。

同じような趣味を持つ友達は数人いたけど
心のうちを全て話すような友達はいなかった。


だから、生徒会のメンバーを募集してるのも
応募が殺到しているのも知らなかったんだけど。



その日は、
ソンジェヒョンの帰宅時間に合わせるため、
教室で時間を潰してから駅に向かったら…
ユノがホームにいたんだっけ。


今考えたらなんでユノは
あんな時間に駅にいたんだろ。
生徒会の仕事かな?



しかも、
いきなり声かけられてびっくりした記憶がある。




『シム・チャンミン!』




『えっ…?あ、俺の名前…』



『え、そこ?笑

同じクラスなんだから
名前くらい知ってるって。』




『いや…そもそも、俺と同じクラスだってこと、
チョンくんが知ってると思わなかった。』




『ははっ!なんだよそれ、
チャンミンが思ってるよりずっと、
チャンミンは目立ってるよ。』




『あぁよく言われる。無駄に身長高いからな。」



『違うよ、
人を惹きつける魅力があるからだよ。』



『…それ、チョンくんが言う?』




『まぁまぁ、それはいいとして。

あのさ、生徒会に興味ない?』


『ない。』






『即答すぎ!
まーそう言うと思ったんだけど。


でもさ、内申点稼げるよ、生徒会。

今まで全く生徒会に興味なくて、
でもきっちり仕事してくれそうな人って
なかなかいなくてさ。』





内申点?
それってソンジェヒョンと同じ学部に
確実に入るための近道?

一番人気の学部だから、
できることは何でもやっておきたい。

一瞬で俺の気持ちは決まった。





『やる。』





動機は呆れるほど不純、
ユノと親しくなれたのは唯一良かったことだな。







よろしくお願いします。
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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
わぁ!ありがとうございます!!
読んだことないやつです!嬉しすぎます、
楽しみをありがとうございます!!

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