最後に笑うのは 15





Y


「何それ…ふざけないでよっ

わかったわ、もういいから出て行って。」



大きな声、出せるんだな。



別れ話をしにわざわざ家まで訪ねた。


理由が知りたいっていうから
他に好きな人がいるって教えた。


どんな人なの?って聞くから
俺より背が高いのに
可愛くて仕方ない子って正直に答えた。



そんなに身長高い子なの?っていうから
まぁ確かに180以上あるし、
男の中でも高い方かなって相槌を打った。



別れる時くらい誠実にって思ったのに、
何で罵倒されないといけないんだ?


男がオトコを好きになることを
ハナからおかしいと決めつけ、揶揄われたと
思うような奴が、教師になるのが夢?



無理なんじゃない?



無理やり渡されていた合鍵を
玄関の棚に置いて、部屋を出た。















夏休みの終わりに
偶然チャンミンを見かけた。


チャンミンは…自分の好きな人が
好きな人を見つめているのを、
静かに微笑んで耐えていた。



憂いに満ちた顔もイイ。
でもチャンミン…おまえ、そこで何してんの?

なんでそいつらと一緒にいるの?



 
どうしても気になって、
暑い中、店が見える外のベンチに腰掛けた。



よく見るとチャンミンは
膝の上でグッと手を握り締めていた。


前に座る2人からは見えなくても
ガラス張りの店を外から眺める俺には
それがよく見えた。


どうしてあの3人が一緒にいるのか
わからないけど、
チャンミンが望んだことでないのは確かだった。




チャンミンに逢うの久しぶりなのに、
こんな顔見ることになるなんて。















本屋であの女の存在を知ったとき、
使えるなと思ってしっかり顔を覚えた。

でも二学期は文化祭で生徒会の仕事も多いし、
その後にしようと思ってたんだけど…



なんかすげぇムカついたから、
ちょっと早いけど、

いっか。
















チャンミンが1人でカフェから出てきて、
ホントは追いかけたかったんだけど
グッと我慢して2人が出てくるのを待つ。



   
「飯、行かねぇの?」



「あーうん、ごめん。

チャンミンくんいるなら御礼にって
思ったんだけど帰っちゃったしね。

今日の説明で気になったところ、
早く家で直したいから、私ももう帰るね。

ソンジェ、今日はありがとうね。

あ、みんなには教職の話、まだ秘密ね?」






ほどなくして、そんな声が聞こえ、
2人は別方向に歩き始めた。






チャンミンに御礼?
一体何をしたんだか。

まぁ、近いうちにこの女から聞けるだろ。


とりあえずヌナと間違えたフリをして
後ろから声をかけた。





















短いですがキリが良いので…




 


ユノは、あくまでもユノのために
ユリに声をかけました( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
さすがですよね、堕とすところが!(*´艸`*)
利用できるな、と思って近づいたので…
チャンミンのためだけではないかもしれません!
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