最後に笑うのは 11



11話をうっかり削除してしまっていたんですが….

キャッシュに残っていたようで←調べてもいない
ご親切な方のご厚意で、
いやもう親切の範疇を
超えてるくらいお手間かけたんですが、
11話を取り戻しました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


大変ありがたいことで…
なんだろう、泣けました。

この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました!!!!


















え、ユリさん…だよな?

今ユノもユリって呼んだよな?






「あ、え…?」



てっきり紹介してくれると思ってたのに、
なぜかユノはジュースを持って
クーラーボックスの置いてある部屋の奥に
移動してしまった。




「あれ…チャンミン、くん?」



「あ、はい…こんにちは。」



部屋には
俺とユノしかいないんだから、
ユリさんが俺に気づいて当たり前だ。

むしろユノしか見えてなくて
俺に気づくのは遅かったくらい。





「チャンミンくんも生徒会入ってるんだ…」



「えぇまぁ。」




「びっっくりした…」



それはこっちのセリフだ。


ユノって…本屋では、
ユリさんの顔見てなかったっけ?


ソンジェヒョンの好きな人だなんて
うっかり口を滑らした自分がバカすぎる。


でもあの時は、確かユリさん、
今彼氏いないって言ってた。
じゃあ、ほんと付き合いだしたのは
つい最近…?




「知り合い?

まぁユリが3年の時、
俺たちは1年なんだから
知り合いでもおかしくないか。」


ようやくユノが、声をかけてくれた。
本屋で俺が話してたのがユリさんだって
気づいてない…?


「あ…ううん。

私、高3のときに編入してきたから
他学年の子はほとんど知らなくて。

大学の学部が一緒の友達がチャンミンくんと
仲良くて、それで。」



「へぇ…偶然だな。

悪いユリ、俺たちもう行くわ。」



「あ、ごめんね、忙しいときに。」



「いや、ありがとうな。

今日夜…行けたら家行くから。」



生徒会室に鍵をかけ、
ユリさんとは逆方向に2人で歩き出す。



彼女と俺に共通の友人がいると聞いても
何も興味を示さないユノ。


ユノならそれがソンジェヒョンだって
気づきそうなのに…
さすがのユノも
彼女のこととなると感が鈍るのかな?




その時、インカムにユノさん今どこですか?ってイリの声が入った。
何かトラブってるようで、急いで中庭に向かう。




もうユリさんの話は出来なかった。











昼過ぎ、友達に買わされたチケットで
焼きそばやらチュロスやらを調達して、
生徒会室に戻る。


イリと2年の書記の男の子と3人での休憩。

先に部屋に戻っていた2人が
クーラーボックスを開けて首を傾げていて、
ユリさんのことを思い出した。



「あぁ、それユノの彼女から差し入れ。」



「なっっ!いつですかっ?!
私、お逢いしてない!もとい、見てない!」



「オレも見てません!

チャンミンさん、
なんでインカム飛ばしてくれないんですか!」



まぁ、気になる気持ちはわかるけど。




「本人が前にいるのに彼女きましたーって

言える訳ないだろ?笑」



「どんな人でした?!」



「可愛い人だったよ。」



「それだけ?!」


まさか知ってる人だったとは言えない。


「ほら!早く食べないと休憩終わるよ?」


「あぁ…見たかった…」






うなだれる2人を横目で見ながら
焼きそばを頬張る。





今回は女の人、なんだな。
本当にどっちでも抱けるんだ…

っていやいや、俺何考えてんだよ。


もう、ユノが夜に行くとか言うから
変なこと考えちゃったじゃないか!




しかもさ、
ほとんど毎朝一緒に勉強してるんだから
彼女できたら教えてくれたっていいのに…

ほんと、ユノって
自分のことは全然話さないんだから。


仲が良いと思っていたユノに
知らぬ間に恋人ができていたことは
少なからずショックだったようで、
無事に1日目を終えたその日の夜、
早く寝ないとって頭ではわかってるのに
なかなか眠れなかった。






ユノ…
ユリさんとこにいるのかな?
全く明日も忙しいっていうのに、
今頃何やってんだろ…



あーーユリさんって、胸デカかった、よな?


あれを揉みたいって思わない時点で
俺はやっぱりゲイなんだろうな。

ユノは…やっぱ揉んでんのかな?
男も…胸って気持ちいいのかな?


結局、高校最後の文化祭2日目を
俺は寝不足で迎えた。


高3で童貞のやつの日常なんか、
こんなもんだ。


















「よぉ、チャンミン。」



2日目の午前中、
クラスの模擬店に少しだけ参加しているとき、
思いもよらない相手に声をかけられた。


卒業生なんだから、
文化祭に来ててもおかしくない。
誰かに招待券をもらったんだろう。


でも、珍しいな…
高校の文化祭なんてお遊びみたいなもんに、
ソンジェヒョンが来るなんて。

家でゲームやってる方が好きそうだ。





「なーチャンミン 。




生徒会長ってどいつ?」




「生徒、会長…」



なるほど目的はユノか。








よろしくお願いします。
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

コメント

非公開コメント