最後に笑うのは 20



昨日から3話更新しております。
18話から読んでくださると嬉しいです。









「ユノっいきなり来たりしてごめんなさい…

でも今日逢えたなんて運命だと思ってっ!
だって今日…」




「逢えた?

はっ、見かけたの間違いだろ。

大学から俺たちのあとつけてきたんだな。



勝手に家までついてきて
いきなり泣いてすがりつくなんて
非常識過ぎる。」




「だ、だってユノ電話しても出てくれないし
メールも見てくれてないから
こうするしかっ…」



「ユリ。

俺たち別れたよな?」







ユリさんっ!?

え、これユリさんの声?!



息を潜めて玄関の方から聞こえてくる話し声に
聞き耳を立てていたんだけど、
さっきから泣きそうな声で叫んでいる女性は
どうやらユリさんらしい。



な、なんか
俺の知ってるユリさんとのギャップが…





「そうっ…だけど
どうしてもユノのこと忘れられなくて…

私まだユノのこと好きなのっ!
この前は
出て行ってとか言って本当にごめんなさい!

これからはあんな態度取らないから…ね?
お願い…」







話の内容から推測するに、
大学で俺たちを見かけたユリさんが
マンションまでついてきて
勝手にあの豪華なロビーに入った…のか?

で、一階に降りたユノにすがりついた、と…

え、でもユノが一階に降りたのなんか偶然だ。
一体いつまで待つつもりだったんだ???


…なんだよドラマかよ!
怖い!



でも、なんで部屋に入れたんだろ?











「なんか、勘違いしてない?」


「え?」


「ユリをここに入れたのは、
共有スペースだと他の住人に迷惑だからだ。

コートも着てないのに
このクソ寒い中、外には出れないし、
お前はすがりついたまま叫んでるし。



部屋に入れただけで
なんでヨリ戻せると思ってんの?」




「ユ、ノ…」



な、なるほど….



って納得してる場合じゃない。
え、何これ、
ユノぉ…俺がいるの忘れてない?!





リビングから玄関につながるドアは
エアコンの効きが悪いって言ってたくせに
ユノが閉め忘れたようで大きく開いていて、
階段を途中まで降りて身を乗り出すと
玄関の様子がきっと見えてしまう。


つまり、玄関の2人からも俺が見えてしまう。



そんな訳で降りるに降りられず、
俺はなんとなく膝を抱えて息を潜めた。





「そんな…
私本当にユノじゃないとダメなのっ
ユノっ…」


「………。」


「ユノ?」




「ユリ…いい仕事するじゃん。」






「え?なんの、こと?」




「俺じゃないとダメ?
それってセックスのこと?

確かにお前が満足するまで付き合える奴、
少ないかもな。


わかった、抱いてやるよ。」







急に小さくなった話し声は聞こえなかったけど
抱いてやるよって声とユリさんのあっ…って声。

それだけはしっかり聞こえた。






は……………?

いや待って!!!





俺がフリーズしている間に
玄関からは、ゴトっとかバサっとか
おそらくユリさんの靴や服が床に落ちる音が
聞こえ始めた。










よろしくお願いします。
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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
こちらこそありがとうございます!

いやむしろ見せたかったのかもしれません!
自分の色気を!
私も見たい!

チャンミンは結局覗かなかったわけですが、
声だけでも…よみがえりますよね(*´艸`*)

読んでいただいてありがとうございます!

キ○○○さま

Miiiii
ご無沙汰しております!
ほんとブラック化してますね、ユノ…

そんなユノが大好きです←

読んでいただいてありがとうございます!!

カ○さま

Miiiii

はじめまして!
コメントいただきましてありがとうございます!

ユリパイ先、いい仕事したようです!
この役をユノが過去にハマったオトコの子とユリと
どちらにやってもらうか迷ったんですが
登場人物増やすと私の頭が追い付かないのでユリに…

ごめんよ、ユリ…

読んでいただいてありがとうございました!
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