最後に笑うのは 22




その週末は
ソンジェヒョンに逢うのをやめた。


最近逢うたびにやらしーことしてるし、
今日もきっと逢えばそうなる。
いやむしろ普通に外でデートしたのなんか
よく考えたら数えるくらいか。


……まぁゲームが共通の趣味だからな。



とにかく、別に浮気したわけじゃないけど
なんとなく逢えなかった。











あー俺ってやっぱりゲイだったんだな。

予定のなくなった土曜の昼間、
何もする気にならずベッドに寝転がる。



ソンジェヒョンじゃない他の男に
反応するなんて…

一生誰にも言えないけど実は昨日、
帰宅後速攻シャワーを浴びて
そこで一度吐き出した。



しかも自室に戻りベッドに潜り込んだ後も
ふいにユノの声がよみがえると
ガチガチに反応してしまって、
もう一度ヌかないと眠れなかった。


しかもすっごいキモチよかった…


って…ああぁ!!
俺はなんて節操がないんだ!!





ガバッと起き上がって頭を掻き毟り、
また倒れ込む。






いやいやいや、
あれはユノとユリさんが悪くない?

特にユノ。
普段からかっこいいけど明るくて穏やかな
ユノが冷たい口調な俺様…

あんなギャップ無理。



ユリさんだってめっちゃ喘いでたもんな。

大学生の女の人をあんな風に乱れさせるなんて
やっぱり慣れてるっていうか…
上手いんだろうな。


オトコとスるときも上手いのかな?









「俺のこと、
 オトコだって意識してる顔」










「うわぁあーーっもう!

どうしてっ!!」








つい昨日の事ばかり考えてしまい、
帰り際に言われた言葉がフラッシュバック。

恥ずかしくて両手足をバタバタして
大きな声でかき消す。






…実は朝からずっとこれの繰り返し。

何やってんだ俺。









早く、ソンジェヒョンと先に進みたい。
そうしたらきっとまたソンジェヒョンで
いっぱいになる。

無理やりそう結論付けて
ゲームのスイッチをいれた。





でも…実は気づいている。

ソンジェヒョンが先に進むことに
躊躇っていることに。

今のままで充分キモチいいじゃん?って
言われたことも、ある。

ソンジェヒョンは
俺のこと可愛いって言ってくれるけど
きっとまだまだオトコの身体への抵抗感がある。




見ないようにしていたことが
急に押し寄せてきて
ゲームも思うように進めなかった。














月曜日。


もう図書館で勉強することもなくなったから
最近は前と同じ時間帯に電車に乗っていて、
1限のあるソンジェヒョンとは
たまに一緒になる。


前と違うのは、
今日一緒のやつ乗れそうってメールが
ソンジェヒョンから届くようになったこと。


そういえば、
年明けからユノに電車で会うことが
なくなったかも…?

学校では会うから気がつかなかった。

もしかしてあのマンションから
通っていたからか…

ほんと、いつ引っ越ししたんだ?
声かけてくれたら手伝ったのに。










「チャンミン 、はよ。
さみぃ…」


頭にボフッと手が置かれる。


「おはよう、ソンジェヒョン。」







俺の隣で電車に揺られているのは
いつのまにかユノではなく
ソンジェヒョンになっていた。












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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
今私も猛烈にユノを抱きしめてあげたいです….

妄想なんですが…笑
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