最後に笑うのは LAST




Y


チャンミンがうちに泊まってる。


翌朝起きた瞬間にその事実を思い出して、
ベッドから飛び起きた。



昨日は確か…
チャンミンが寝入ってから長い間寝顔を見つめ、
明け方になってからロフトに上がった。


あんなに寝顔が可愛いなんて聞いてない。
やっぱりせめて、
抱きしめて寝ても良いか聞けばよかった。


そんなことを悶々と考えてしばらく
眠れなかったけど、
いつの間にか寝ていたようだ。






ロフトから降りて、
物音のするキッチンに顔を出すと、
チャンミンがリンゴを剥いていた。



「あっ…ユノ…

お、おはよう!

ねぇ、
冷蔵庫にいっぱい色んなもの入ってるね!
全部ユノが作ったの??

あ、りんご…勝手に剥いてよかった?」


「あぁ、おはよ。


なんでも自由にって言っただろ?
りんごくらい幾つでも。

あ、でも俺にも剥いといて?」


「え、でも他にも綺麗に切ってあるフルーツ
いっぱい冷蔵庫にあったよ?」


「チャンミンの剥いたリンゴがいい。」


「わっ…わかった…。」


昨日の今日で恥ずかしいのか
ぺらぺらと早口なチャンミンも、
りんごを持ったまま俯いたチャンミンも可愛い。



俺が料理なんかするわけないじゃん。
留守中に誰か、実家の人間が作って
置いてったんだろう。


でも、もう合鍵返してもらわないとな。


これからはチャンミンがうちに居るんだから、
急に家の人間が入ってきたりしたら
びっくりするし。





シャワーを済ませ、
チャンミンの剥いてくれたりんごをかじる。


「ついていこうか?」


「ううん…いいよ、1人で。


俺んちの最寄り駅にあるカフェで
会うことになったんだ。

一回家にも帰らなきゃ。」





「じゃあ終わったら連絡して。
迎えに行きたい。」




「うん…」






簡単な朝食後、
チャンミンを玄関で見送ってから
もう一度ベッドに寝転がった。



















初恋ってなかなか厄介。


誰にとっても特別なものだけど、
特に、見つめるだけで終わったり
友達から進展しなかった場合、
実った場合よりも
いつまでも綺麗な淡い思い出として
心の中に残る。





チャンミンの初恋はあの人で、
しかもわりと長い間、
ストーカーと言っても過言ではない
結構な執着っぷり。



いつかチャンミンが
他の誰かと付き合ったとしても、
いつまでもあの人のことだけは
特別に想うだろう。








あーやっぱ何回考えてもムカつく。

そーゆーの、要らないんだよね。












チャンミンの心の中は
これから死ぬまで俺だけでいいのに、
心の奥に
ずっと初恋の相手を残されるとか無理。









だから…

ちょっと邪魔だった人を少しの間引き受けた。


そうすると面白いくらい思った通りに
コトが運び、
チャンミンは初恋の人と付き合うことになり、
そして今日、別れが訪れた。






これでもう、
あの人はチャンミンの特別じゃない、
ただの元彼だ。






にやける口元を手の甲で押さえた。




あぁ、買い物行っとかないと。

他の奴と使うために買ったやつなんか、
捨てとかないと。





勢いよく起き上がり、出かける準備を始めた。













多少の遠回りと、かなりの嫉妬の期間を
ようやく乗り越えた。






最後に笑えれば、それでいいんだ。








FIN
















読んでいただいてありがとうございました。



ユノの偏った考え方です。
というか私の勝手な妄想です、
色々ご容赦ください。





致してないまま終わるわけにはいかないので、
あと数話番外編のようなものを
妄想しておりますが、ひとまず完結です。

更新がよく滞る、
こんな辺境の地の作品を読んでくださって
ありがとうございました。

Miiiii






追記。


拍手コメありがとうございます!

こちらへの返信ですいません。
過去作品は私がまだ腐る前の作品で、
女の子との恋愛妄想でした。

報道後、削除しております。
申し訳ないです…








よろしくお願いします。
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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございました!
もぉーーってなってもらえてすごく嬉しいです!
私もそんな感じで妄想してました!
ありがとうございました!

h○○○○○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございました!

邪魔なものを排除するのに自分を使いました。
途中で挫折しかけましたが最後まで文字化したあと、
コメントくださると
ありがたい気持ちでいっぱいになります。
本当にありがとうございました!

キ○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございました!

自分自身も最後に笑うために利用してみました。
そんなユノが好きです←妄想です。

コメント頂けて嬉しいです、ありがとうございました!

む○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございました!
私も最後ニヤっとしながら文字化してました笑

妄想を文字にしておくと後から自分でも読み直せて
イイなってこちらを始めてからよく思います。
まあ一度読んでいただけるなんて嬉しすぎます。
ありがとうございます!
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