最後に笑うのは ハジメテ 3




時間かかりすぎた…?



そーっとリビングに繋がるドアを開けると
ブラインドが閉められていて部屋の中は
薄暗かった。



もう雪、降り始めたのかな?



大きなテレビだけが鈍い光を放っていて
その光のおかげで
ユノがソファに座っているのが見えた。



「ユノ…」


モジモジして女みたいで情けないけど、
童貞なんだから、許してくれ。



「あ、出た?
何してんの、入れよ。


冷蔵庫からなんか出して飲んでて?

俺もシャワーしてくるから。」




「う、うん。

あ、バスタオルと俺のリュックありがと。」


バスルームから出たらどうしようと
思っていたら、
洗面台に俺のリュックが置かれていて、
おかげでタオル一枚で
リビングに入るという罰ゲームを回避できた。




よく気づいてくれたな…





「おぉ。

リュック重かった!笑
相変わらず荷物多いな。」



この時の俺は、
リュックの中から
ローションが捨てられていることに、
まだ気づいていない。



リュックからローションを取り出したおかげで、
着替え持っていってやらなきゃって
ユノが気づいたことにも。





「そうかな?

あ、飲み物もらうね!」




俺の横を通り抜け、
さっさとシャワーに向かうユノに声をかけた。









キッチンに行き、
冷蔵庫から水をもらってソファに腰掛ける。


なんだよ、
さっきもう我慢できないとか
今すぐシたいとか言ってたくせに
自分もシャワー浴びるんだ。


あ、いや、今すぐシたいとは言ってないか…
もう無理、って言ってただけかも?


…で、この場合俺はベッドで待つのかな。

で、でもベッドに入ってどーしてればいいのか
正解がわからない。

携帯で調べる?


まぁこのソファ充分広いからここでもいいけど。

こっ、ここでもいいけどって
何がっ!!!









「なんで立ってんの?」



「うわあっ!!

あ…シャワー早い、ね。」




ものの数分で出てきたユノに
いきなり声をかけられて大きな声が出た。



「そう?
もう無理だって言ったじゃん。

俺にも水ちょうだい。」




「えっ!あ、うん。」



手に持っていたペットボトルを渡す。



「ありがと。

ん、ロフト上がろ。」


正解がわからず立ち尽くしていたけど、
結果、嬉しそうなユノに腰を抱かれて
一緒にロフトへと上がる。



ここで待ってて正解だったのか?









「あ…ここにもテレビあるんだ。」


ロフトに上がり
大きなベッドを見ないようにしていたら、
この前は気づかなかったテレビに気づいた。




「あぁ、こっちはあんま観ないけど。

チャンミン、
初めて来たときロフト上がっていい?って
聞いてたじゃん。

上がらなかったの?」



「ううん、上がらせてもらったんだけどね。
でもさーあの時はテレビどころじゃなくて。」



しまった…慌てて口を閉じたけどもう遅い。



「あの時?」



「いや、別にっ…

あの日は気づかなかったってだけ!」



「あぁ…

あの日はユリが来たんだったか…

チャンミン、ロフトに居たんだ。」





「そ、そうだけどっ!

お、思い出すのやめろよ!!

女の子と比べたら
俺なんか抱けなくなるだろっ」




「チャンミン…」



「あ、いやっ、ごめ…なんでもないっ」



俺なに言ってんだよ、ほんとに!









「わっ!」



キングサイズと思われるベッドは、
ユノに急に押し倒されたことで長身の男2人で
勢いよく倒れ込んだのに柔らかく包んでくれた。



「ごめんな。

俺、チャンミンに意識して欲しくて必死で、
わざとあんなとこであんなことしたんだ。

正直、ユリが家に来たことも今まで忘れてた。

だって俺、あの時チャンミンが部屋にいるって…
それだけ考えてイッたから。」



「え!?俺??」



「そう。
チャンミンにしかもう欲情しないんだ。

わかるだろ?今だってそう。」




グッと押し付けられた熱の熱さに
クラクラした。



「あっ!いやっうん…

じ、じゃあ…比べたりしない?」



「比べてるよ。」



「え?やだよ…」



「俺、今過去最高にガチガチ。」



「ん…」



ユノがユリさんにしたことって
きっと最低なんだろうな。

でも、俺喜んでる。


キスを受け入れながら、
太腿にあたる硬いモノは、
俺に反応してるんだって思うと
めちゃくちゃ嬉しくて…
もう、恥ずかしさや戸惑いは消えていた。










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コメント

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茶○○○○○○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございます!
私もオイキムチ大好きです!!
キムチかじりながらもアリですね。

童貞の方は墓場まで持っていってもらおうかと。←
コメント嬉しいです、ありがとうございます。

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キ○○○さま

Miiiii
ロフトあるなんて憧れです!

ハジメテが長くなりそうで
未遂で終わらせようか、悩んでおります。

読んでいただいてありがとうございます!
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