職場レンアイ 22



side CM


結局、物件は見つからなかった。
俺はどうしても譲れない条件が多すぎる、
と自分でも思う。

諦めて数駅先に引っ越ししたものの、
あれから何度も
ユンホさんを目撃したファミレスには
出向いていて、
徐々にユンホさんの生活パターンも読めてきた。

平日なら少し早めに上がれたとき。
あんまり遅くなると職場で何か食べてる姿を
見かけた。
土日はあまり遭遇できなかった。
もはやストーカー。

あれ以降、
オトコと一緒の姿は見ていない。





何度も何度も
偶然を装って声をかけようとしたけれど…
俺は何を目指しているのか、ふと考えた。

偶然ファミレスで遭遇した他部署の後輩。
何回か偶然を繰り返していたら
ユンホさんの性格からして俺のこと、
可愛がってくれるだろう。

でもそこからどうしたらいい?
いきなり自分の性癖を告白して、
ユンホさんへの想いも告白する?

え?
ユンホさんへの想い?

俺…抱いてほしいだけじゃなかったっけ?

ユンホさんへの想いが大きくなりすぎて
俺のこと好きになってほしい…
そんな大それた事を思うようになっていた。

もちろん、一度も声はかけていない。









シウ「ふーん。
いいなぁ、そんな相手いて。」


CM「え、俺今悩んでるって言わなかった?」


シウ「でもさ、俺たちって
カラダの関係が前提って感じじゃん?
そんな風に会社の先輩が気になっても
先輩はノーマルなんてオチばっかり。

万が一、酔ったところ襲ってオトコの良さで
陥落させたとしても、恋愛対象にはなれない。

ユンホさん?がチャンミンを恋愛対象として
見てくれる可能性があるなんてさ、
やっぱり羨ましいよ。」

酔ったところを襲って…陥落?
シウ、それ体験談じゃないよね?

そう思ったけど、
他人の色恋沙汰に色々言うのはやめておいた。
俺自身、今ストーカーだし。





シウとは大学の頃からの付き合いだ。

大学の頃って言ってもシウがそのとき狙ってた
タチのオトコが俺と同じゼミ生で、しかもそのオトコに俺は狙われていた。
っていう、なんともややこしい関係で出逢った。


思い立ったら即行動でたまに突拍子もない事を
するシウは、ある日突然俺の前に現れて
「ちょっと確認したいんだけど、
君もオトコに抱かれたい人間?」
と言い放った。

それが出逢い。

その後、俺とシウは好みが全くと言っていいほど正反対で、言い寄ってきてるオトコには俺は全く興味がないと分かり、そこからは
なにかと相談したり…仲良くしてる。


今回は相談したいことがあると俺が誘った。
でもあんなこと思いつくなんて。

シウ「チャンミンは慎重だからなぁ。
そんな可愛いのにどうして?
うーん、向こうに先に強烈に意識してもらうか…」

シウが立てた計画は、
偶然を装って俺がゲイだとドラマチックに
バラして、ユンホさんが俺に興味を持つように
仕向けようというものだった。

あ、俺がドラマチックとか言ったんじゃないよ。
シウだからね。


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コメント

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l○○○様

Miiiii
私も早く2人がシアワセなところが
見たいです!
読んでくださってありがとうございます、
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