職場レンアイ 30



恋人が、同じフロアで
働いている。

なんて良い響き。

「ユノさん。
今日何か予定あるんですか?
社内で事務処理の日って
聞いてますけど予定変わりました?」

YH「ん?なんで?」

「さっきから腕時計見過ぎだし、
ソワソワしてます。
あと、なんか良いことありました?
今朝から周囲に爽やかスマイルを
振り撒きすぎかと…。

笑顔振りまいて女性社員をオトしたところで、
彼女たちはきっと肩透かしくらうんでしょ?

また肩透かしオブザイヤーの称号与えますよ。
自粛してください。」

肩透かし、オブザ、イヤー??
なんだそれ。
女性に興味ないのに笑顔振りまくな、って
言われたのかと思ってドキッとした。
そんな深い意味はないか…


YH「えぇ…なんだそれ。
何もないよ、いつも通りだから。」


否定しつつも苦笑いしかできない。

アシスタントの子に指摘された通り、
昼メシの時間が近づくにつれ
ソワソワしていた。

チャンミンが弁当を作ってきてるって
スビンに聞いてから誘ってなかった。

今日も弁当かもしれないけど、それなら
俺もコンビニで何か買って一緒に食べるか、
とか考えてたから。

でもそんなに分かりやすいか、俺?
ちょっと気を引き締めてパソコンに向かう。







「…ノさん、ユノさん。」

YH「ん、何?」

結局集中してしまったようで
声をかけられてチラッと時計を確認したら
もう昼メシの時間だった。


「あの、シムさんとお約束されてます?
さっきからパーテーションの後ろに…
背が高いから頭見えてて。

チラチラっとユノさんの方見てらっしゃるので
多分ユノさんに用事あるんじゃないかな、と。」


YH「…ほんとだ、声かけてくるよ笑
ついでに昼メシ行ってくる、
休憩入ってね、ごめん遅くなって。」

「はーい!」

アシスタントの子に顔を見られなくて良かった。
俺今、盛大にニヤけている自信ある。



YH「チャンミン、どした?」

CM「あ…えっと、今お忙しいですか?」

YH「いや、大丈夫。
もしかして、昼メシ誘いに来てくれた?」

CM「えっ?!なんでっ…ハイ…」

可愛い…

YH「俺も誘おうと思ってたんだ。
よかった。
あ、チャンミン今日も弁当?」

CM 「はい。あのっ」

YH「じゃー俺買ってくるわ、
どっかで一緒に食べよう。」

CM「あぁぁ、必要ないです!
俺作ってきたんで!」

作って、きた?
まさか…

YH「俺の分、も?」

コクコク首を縦に振る恋人。
…俺の人生、
今から幸せしかないような気がする。


YH「ありがと。
スッゲー嬉しい。」


ほんと、幸せ。


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