職場レンアイ 35



しばらく抱きしめたまま、
チャンミンが落ち着くのを待つ。


CM「ユノさん…」


小さな声が腕の中から聞こえた。

YH「ん?
あ、俺のがおさまってないの気になる?笑」

チャンミンの腹の辺りに、
グッと腰を押し付けてやる。

CM「なっ!ちょっ、あの!」


YH「ははっ!
すぐ落ち着くから、大丈夫。」


CM「え、いえ、落ち着かなくてもっ!」



YH「それよりさ、なんで今日21時だったの?」


話を意図的に逸らした。


CM「あ、えっと取引先での打ち合わせが
長引いて18時前まであったんです。
そこから一旦家に帰ってって逆算して…」


YH「何で家帰ったんだ?
泊まる準備なんかいいのに。」


CM「違います…俺久しぶりだったから
その…」

YH「久しぶり?」

CM「だからっ!」


腕の中から勢いよく飛び出して
ベッドに正座したチャンミン。


CM「準備してきたんです…」


あらためて見ると
俺がさっき捲った黒のTシャツにGパン。
初めて見る私服姿が新鮮で
チャンミンの顔が真っ赤な事も、
何を言ってるのかもしばらく気づかなかった。


YH「あ、何?準備…
え、準備ってもしかして…」


オトコ同士の行為は、ウケる側の負担が大きい。
ただでさえよく解さないといけないのに
しばらくヤッてないとなるとソコは硬いし、
結構な時間をかけないと…


CM「ユノさんの手を煩わせたくなくて
じ、自分で少し準備してからって思って
一旦自宅に…。
昨日までは緊張でそこまで考えが及ばなくて
今日になって気づいてっ!!」


YH「ストップ。」

起き上がって頭を抱えた。
完全に抱かれる気満々で来た恋人に
クラクラする。


CM「ストップしなくても俺すぐにでもっ!」


YH「んーあんま煽んないで、我慢してるのに笑」


CM「だから我慢しなくてもっ!」

YH「チャンミン。

今日さ、冷蔵庫パンパンなんだ。
買ったものばっかだけど、食べないか?」


今ここで抱いてしまったら
チャンミンの誘惑に負けた事になりそうで、
それが嫌だった。

寝室に引きずり込んだ時点で
ちょっと負けたんだけどさ。

でも誘惑されなくても迫られなくても
スーツ姿でコピーしてるだけで
充分欲情してるんだ。
それをわかってほしい。





あーせっかく今日は自分の欲は抑えてって
思ってたんだけどな。


YH「まずはメシ食って、話して、
ゆっくり風呂でも入って。

それからまたさっきの可愛い声聞かせて。」

あんなキスして、あんな声聞いたら、
今日も添い寝するほどの紳士でいるのは、
無理。



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