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この7年間で
ジヘちゃんとは親友のような関係を
築いてこれたと思う。

俺のユノヒョンへの気持ちを知っても
何も変わらずにいてくれたジヘちゃんに
人見知りな俺も次第に心を開いていった。

定期的に帰ってくるユノヒョンも、
いつも仲が良いなぁって嬉しそうに
笑ってくれた。

そんなジヘちゃんがいなくなって
寂しい気持ちを感じる…暇はなかった。

家中を掃除して、
そのままにしてあるユノヒョンの部屋は
どうしようかと思ってたけど
布団干しといてくれよーってメールを
もらったから、
ほとんど開けたことのない俺にとって
禁断の部屋の扉も思い切って開けて、
無心で部屋の換気をして掃除機をかけた。

もちろん布団も干してシーツも洗っておいた。

母さんと2人で暮らしていた頃から
家事は得意なんだ。

引っ越し当日、夜一緒に食べられるかな?
って気分はすっかり新婚のカップルだけど…

俺はユノヒョンにとってただの弟。
でも良いんだ、
2人で暮らせるなんて夢みたいだ。










待ちに待ちすぎた、
ユノヒョンが帰ってくる日。
俺は駅まで車で迎えに行った。

駅のロータリーに現れたのは
黒の短いダウンに黒の細身のジーパン、
黒のボストンを持ったユノヒョン。


うわ、ダメ!
ダメだよ…
慌てて車を降りてユノヒョンに駆け寄る。

「ユノヒョン!
お帰りなさい…こっちだよ、乗って!」


「チャンミン!正月以来だな。
迎えなんか良かったのに、ありがとな。」


ニコニコしながら近づいてきた
ユノヒョンを素早く車に誘導した。



ユノヒョン、
お願いだからもっと丈の長いコート着てよ。
細身のジーパンだと足の付け根に
目がいっちゃう。

世の女性は良い男に敏感で、
男よりよっぽど肉食でユノヒョンみたいな良い男がそんな立派なの見せびらかし歩いてたら、
子宮が疼いちゃうんだから!!!
俺だって…



ユノヒョンが家を出てから、
家族という感じが薄れたのか、
俺は前にも増してユノヒョンをオトコとして
意識するようになっていた。

大学に入って、当時付き合っていたオトコに
抱かれるようになってからは余計に。




あぁ、こんなんで今日から俺大丈夫かな?
今は季節柄厚着だけど、夏場はどうしよう…


「ミン…チャンミンっ!」

「あ、えっ?何?」

邪な想いが漏れ出たかと思って焦った。

「ははっ、そんなボーッとしてて
運転大丈夫かよ。
これからよろしくな。って言ったんだ。」

「ご、ごめん。
あの、ユノヒョン、お帰りなさい。」

「うん、ただいま。

帰ろっか?」


「うん!」


助手席に座るユノヒョンの太ももとか
やっぱりチラチラ見てしまうけど、
頭を振って煩悩を追いやり、
安全運転を心がけてアクセルを踏み込んだ。


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コメント

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ス○○○様

Miiiii
読んでいただいてありがとうございます。
想像していただけて光栄です笑
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