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「チャンミン、おはよう!」

翌日。

家具や家電がないからか、
ユノヒョンの荷物は段ボール数箱で済んだらしく、今日宅急便で届く。

てっきりまだ寝てると思ってたのに
ユノヒョンはジャージ姿で玄関から入ってきた。


「えっ!走ってきたの?!
この寒いのに…」


「うん、昨日ちょっと食べすぎたから。
チャンミンって料理上手いんだな、
ビックリした。」


「ほんと?よかった…好きなんだ、作るの。
あ、お昼も作ろうか?」


「いいのか?これから荷物が届くし、
今日は一日荷ほどきだし助かる。

じゃー夕飯はヒョンが奢ってやるよ。
あのステーキ屋、まだあるよな?
俺は数年行ってないけど。」



ユノヒョンが、俺の好きな近所の個人経営の
ステーキハウスを覚えていてくれて、
嬉しい提案をしてくれた。


「うん、まだやってる!
ジヘちゃんが引っ越すって聞いて
息子さんが悲しんでたよ。」


「はっ?あそこの息子、もう35過ぎてるだろ?!
ジヘとは歳が離れすぎだろ!」


なにも結婚するって言ってるわけじゃないのに笑
でもジヘちゃんを大切にするユノヒョンが、
大好き。

あー2人暮らし最高!!
昨日からずっと夢を見ている気分だ。
ついつい、
まだ食べてないって言った
ユノヒョンの朝食も、鼻歌混じりで作る。











シャワーを浴びに行ったユノヒョンから
呼ばれたのはちょうど
朝食が出来上がった頃だった。


「チャンミン!チャンミーン、ごめーん!」



ふふ、お風呂に呼び出しボタンあるのに
扉開けて大きな声で呼ぶところも
父さんそっくりじゃん。

いやオヤジっぽいって言ってるんじゃないよ?
父さんに似てるっていうと
ユノヒョンが微妙な顔するんだ、
それがまたカッコよくて…




ん?

お風呂?
な、なんだか顔が熱くなった。


「な、なにー??」

「ボディソープないんだけど…どこー?」

しまった。
昨日夜、無くなったから詰め替えようとして…
洗面台に置いたままだ。

「ごめん昨日切れたんだ。
新しいの出すね!」



返事をして洗面所に急ぐ。
バスルームからシャワーの音がして
なんだかバスルームの扉を見れない。

急いで詰め替えて、
扉の近くに置こうとした、ん、だけど…


ガチャっ。



え、ガチャ?

「悪い、ありがと。」

バタン。






その場にへたり込むと、ユノヒョンが変に思う。
ほとんど這いつくばるように洗面所から
廊下に出た。



アレ…平常時なの?







いつまでも続くわけじゃない、
ユノヒョンはもう29歳で、チョン家の長男だ。
それは嫌というほどわかってるけどさ…

もう一回言っていい?

2人暮らし、最高じゃん…





ってちょっと内股でキッチンに戻った俺は
まだ世間を知らない大学生。

ユノヒョンの会社での立場も
ユノヒョンをめぐる壮絶な戦いも
なにも知らずにユノヒョンのことが
ただひたすらに好きだった。





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コメント

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ス○○○様

Miiiii
見てしまいましたね!
早い段階で心の準備ができて良かったかもしれません!

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