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ちょっと説明回、長くなります。




「え?チャンミン、知り合い?」

隣でユノヒョンの声がするのに、
反応できない。



「ユウ、チャンミンと知り合いなのか?」


「はい。
…趣味が一緒で
オフ会で知り合いました。」


「オフ会?なんだそりゃ。
要は知り合いなんだな?いや、これは驚いた。

でもまぁ、今後のことを考えると
良かったのかもしれない。」


オフ会…なんだそれ。

社長と同じ言葉を胸の中で呟いた。
でも社会人のユウと学生の俺が
知り合う機会なんか、なかなかないから、
咄嗟の嘘にしては上手い、のか?


「今後のこと?」

社長の言葉にユノヒョンの興味が移って…
誰にも気づかれないように息を吐いた。



「あぁ。
ウチには子供がいないから、ビックリしたよな。

ユウは到着が遅れると聞いていたから
店に着いてから話そうと思っていたんだ、
ユンホもチャンミンも悪かったな。

ユウは、

俺と他の女性との間にできた子供なんだ。
 

ユンホは、入社前から
ウチの会社を継ぐ気はないと言っているだろう?

でも俺も、もうそろそろ後継者をって
考えるような年齢になったんだ。

だから前々からお前たちの両親と、
ミジンと、ユウの母親とユウ本人と
話し合っていたんだ。

でもユウの母親の実家が裕福でな。
ウチの会社にも俺の財産にも
全く興味がなかったからユウを後継者にしたいと
言ったら嫌がられてな。

ちょっと時間がかかったが…」


ミジンさんは、社長の奥さんだ。
ミジンさんはすでにユウの存在を
知っていたんだろうか…


「なるほど。ってことは…俺の従兄弟だ。」


「あぁ、そうなるな。
幸い、俺みたいなどうしようもない親でも
ユウは優秀に育っててな、留学経験もあるし、
何よりウチの会社の事業に興味を示してくれた。

ユウが興味を持ってくれたことで、
ユウの母親も折れてくれたんだ。

ユンホ、チャンミン、
俺はユウを後継者として育てていきたい。

俺を軽蔑してくれてもいい、
でもユウは別だと割り切って、色々力になって
やってくれないだろうか?」

いつもパワフルで明るくて朗らかで情の厚い
伯父さんが、深刻な顔で頭を下げるのを
初めて見た。


「伯父さん!やめてやめて!

ユウ、くんのことはビックリしたけど
俺だってそんな品行方正に生きてきていないよ。
そんな、軽蔑だなんて…

ミジン伯母さんは前から知ってたの?
大丈夫なの?」

ユノヒョンが慌てて手を伸ばし、
テーブル越しに伯父さんの肩を掴んで
上体を起こす。

「あぁ、ミジンは俺がユウを認知した頃から
知っているよ。」


「そっか…
俺は正直ホッとしてるよ。

後継者の話にはちょっとうんざりしてたんだ。
そんな器でもないし、
社長職には興味がないのに。

だからユウくんが将来を見据えてウチで頑張ると
決めてくれたなら、それを支えるよ。」


ユノヒョン……

正直俺は、後継者問題には無関係だし、
昼ドラみたいな展開についていけない。

それより今さ、ユノヒョン、
俺もそんなに品行方正に生きてきてないって
言った…言ったよね?!

それは俺にとっては一番の衝撃だ。

ちょっとそこのところもうちょっと
詳しく掘り下げたいけど…
そんなこと言える空気じゃない。

「チャンミンは?
お前もウチの家族だ。
どう思う?」

伯父さん…
初めて会った時からずっとユノヒョンに接するのと同じように接してくれた優しい人。

「僕は…支えるなんてとても。
未熟すぎて今から勉強の日々ですから。

でも、おじさんのことは
変わらず尊敬しています。

あ、不倫はダメですけどね?
そこは僕が口を出すことではないので。

まずは与えられた職場でしっかり頑張ります。
ユウ、さんのことも将来お役に立てるようになれればと思います。」

ユウとは後で話し合う必要があるけど…

と心の中で付け加えた。


「ふっ、そうだな。
不倫はダメだ。

チャンミンは相変わらずだなぁ。

でもユンホもチャンミンも、ありがとう。」

涙ぐむ伯父さんを見て、
あぁ、涙もろいいつもの伯父さんだ、と思った。

ユノヒョンも隣で笑っていた。

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コメント

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す○○様

Miiiii
はじめまして。
読んでいただけて嬉しいです。
ただの妄想ですが一緒に楽しんでくださる方がいると思うと
なんか余計に楽しいです笑
良かったらまた読んでください!
ありがとうございます。

茶○○○○○○○○様

Miiiii
おおーそうなんですね!
私は自覚ナシですが、チャンミン に甘い傾向にあります。笑

ス○○○様

Miiiii
ありがとうございます。
品行方正に生きてきた妄想は
出来ませんでした。
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