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「チャンミン、と?」


「あぁ、誤解しないでくださいよ。
合意のもと、ですからね。

あれ?
チャンミンがゲイだって気づいてませんでした?

チャンミン、可愛い顔してるし
年上のタチに大人気で…口説くの大変でしたよ。


1番最近抱いたのはいつだったかな…

あれ?
よく考えたらもう半年くらいご無沙汰かも。



もしかして、ユンホさんが
チャンミンのことをっっいたっ」


「ちょっと、黙ってろ。」


襟元を掴んで、
片手で壁に押さえつけた。



チャンミンを抱いた?
こいつが?合意の、もと?



考えれば考えるほど怒りを抑えることができず、
押さえつける力が強くなる。


「ぐっ…ユンホ、さんっ…」



「喋らないなら離してやるけど?」



必死でコクコクとうなづくから、
手を離してやったら、
ズルズルと崩れ落ちた。


「ゲホっ!ゲホっ…

ユンホさんっ…」


「あぁ?

まだ喋るのか?」



「待って!聞いてください!
落ち着いて…

ったく普段から考えられないくらい
一瞬でキレたくせに、
まだ気づいてないとか…」


「は?何だよ。」


「ユンホさん…チャンミンは家族ですか?」


「お前の口からチャンミンって聞くと
イライラする。


あぁ、家族だけど?
そんな当たり前のこと聞くなよ。」



「家族だから、好きなんですか?」


「当たり前だろ。」


「じゃあ俺は?
俺も従兄弟で血のつながりもある。」


「お前は…
言い方は悪いけど、
つい最近現れたばかりだろ。

まだそんな感情持てるわけない。」


「いやいや、
もう半年経ってますよ…笑

そんなこと言ったらチャンミンとは
7年間も別々に暮らしていたのに…

チャンミンのことはいつから好きですか?」


「え?」


「チャンミンのことは、
出逢った時からずっと好きなんじゃないですか?

それ、一目惚れしてませんか?」






ひとめ、ぼれ?






「は…チャンミンは初めて会ったとき、
中学3年だぞ?」



「それ、なんか関係あります?」


「………」



「ユンホさんがチャンミンを
恋愛の対象として好きだってこと、
きっとご家族は皆さん薄々
気づかれてるんじゃないですか?

俺が気付くくらいだから。


チャンミンのことは最初から
すごく可愛がって大切にしてたって
聞いてますよ、専務から。
あぁ、支社長か。」



「ユウくん…」



もしかして、わざとか。

わざと俺を煽るようなこと。




「弟、じゃないんじゃないですか?

チャンミンは。


チャンミンのこと考えて、
反応した事とかないですか?笑」


立ち上がりながらそんなことをいい、
ユウくんはニヤッと笑った。


「俺のユンホさんへの気持ちは本気です。
伝えられて、よかった…


でも、チャンミンとの関係も本当です。

ただ振られるだけなんて悔しいじゃないですか。





じゃー
おやすみなさい。」




ユウくん…






バタンっとドアの閉まる音がしても、
俺はその場に立ち尽くしたままだった。




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