職場レンアイ 6



同じフロアだけど、だだっ広いフロア。
職場恋愛するのに
違う部署っていうのは致命的。

そもそもコピーしてるシムの後ろに並んだり
休憩スペースで出くわしたり、
そんなタイミング狙ってたら仕事が滞る。

お互い喫煙者じゃないし、
向こうだって仕事をしているんだから
いつも自分のデスクにいるわけじゃない。

学生はいいよな。
休み時間とか、放課後とか
時間がたっぷりあるし、
同じクラスなら授業中もずっと眺めたりさ。

俺だってスーツの上着で
微妙に隠れたシムの腰からお尻のラインとか
眺めたいのに。





「ユノさん、ユノさんっ!」

YH「あ、え、どした?」

「昼休憩の時間にユノさんが
社内にいるなんて珍しいー!
お昼行きましょ。」

同じ部署のアシスタントの子に
声をかけられた。

確かに今日は余裕があるな…
シムと初めて言葉を交わしてからもう1週間。

ちょっと遠いけど最近よく見つめている
シムのデスクの方に視線を向ける。

いた、ちょうどスビンと何かを話している。


YH「ごめん、また今度!」

アシスタントの子に手を合わせ、
広いフロアを足早に歩く。
わざとらしくならないように気をつけて
声をかけた。

YH「スビン、今から昼?
一緒に行かないか?」


SB「あれ、ユノがメシ誘ってくれるとか
珍しくね?」

YH「今はちょっと落ち着いてるんだって。
でも確かにいつも時間なくて
適当に済ますから、
この辺りの美味い店とか知らないな…」

SB「そーゆーのは、こいつが詳しい。
シムも一緒に行こうぜ。」

きっとシムと2人で今から
昼飯に行くところだったんだろう。

俺に誘われても
さりげなくシムのことも気遣って誘う辺り、
スビンはほんと良い奴だ。
顔は好みじゃないけど、
スビンのそーゆーところが居心地良い。


CM「は?良いんですか?
俺が一緒で。」

SB「お前がこの前うまかったって言ってた
スンドゥブの店!そこ行こうぜ。
いいよな?ユノ。
こいつ、美味いもん見つけるの得意なんだ。」

YH「お、いいね。
シム、俺が奢るから
美味いもん食わせてくれ。」


CM「はい、じゃあ…
ご一緒させてもらいます。

あ、でもあの店全体的に辛いんですけど…。」


SB「え、なんで?俺辛いの大好き。」


YH「俺も多少は大丈夫。」




シムの言葉は
俺に向けられていたように感じたけど、
気のせいだったか。








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コメント

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つ○○○様 コメ返

Miiiii
コメントありがとうございます。
そして、色々教えてくださって
ありがとうございました。
少し手直しさせていただきましたので
また良かったら読んでください。
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