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「ふーん、なぁんだ。
もっと拗れたらよかったのに。」


「なっ…」


ユノヒョンと気持ちが通じ合って数日後。

後継者として発表されたことで
多忙を極めていたユウに、
ようやく電話で報告することができた。

んだけど。


「あーあ。
あっさりくっつきすぎて面白くない。

ユンホさんって恋愛初心者だから
チャンミンに好きって言われて
許しちゃったんだろうなー色々。

もっとチャンミンのアレコレ、
バラせばよかった。」


こいつ…


「ユウっ!
ユノヒョンのことそんなふうに言うなよ!」


「なんだよ、
今まで人を好きになったことないんだから
初心者じゃん。
いや違うか、一目惚れに気付いてなかったのか。
…どっちにしろ恋愛初心者じゃん。


まぁ、抱きついた時に、
迫られるのに慣れてる感あったから
カラダの方は超上級者だろうけどー。

で、もう抱かれた?」






「…今、抱きついたって言った?」



「あれ、言ってなかったっけ?」


「聞いてなぁーーい!!」


「わっ、うるさっ!
耳元でおっきな声出すなよ。

いいだろ、減るもんじゃないし。
告白するのは自由だ。

しかも俺がその時、
ユンホさんに気づかせてやったんだぞ!

もー俺ってほんと、お人好し。」



「…そう、なんだ。

それは…ありがとう。」








「あぁ。

よかったな。」




「ユウ…。」




「俺さーこの会社に入ってすぐくらいん時、
俺は後継者なんだから、
オンナの子のこと抱けるよーになんないとって
変な方向に意気込んでてさ。

オンナの子に誘われたら
もー全部誘いに乗ってたんだよね。」



あぁ、入社式の日に見かけたな、
そういえば。



「今思えば頑張るのそこじゃねぇだろ、ってな。

それ気づかせてくれたのユンホさんなんだよね。
 
お前は血を繋ぐことを期待されてるんじゃない、
お前自身の人としての魅力や仕事の能力を
必要とされてるんだって。」








ユノヒョン…かっこいい…



「俺も、そう思うよ。」
 


「いやいや、今絶対ユノヒョンかっこいい…って
思っただろ。」


「え?そりゃそうでしょ。」




「….あーハイハイ。
聞いた俺がバカだった。」





ユウ…


「ユウ、ありがとうね。」


「ユンホさんに
チャンミン、イクの焦らされたら喜びますよって
教えといてやろうか?」






返事はせずに電話を切ってやった。

あいつっ!!
本当にいろんな意味で油断出来ない!





でもこれからずっと
従兄弟として支えられたらいいなって思った。



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コメント

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茶○○○○○○○○様

Miiiii
いつもありがとうございます!
ユウは当初の妄想より
良い人間になってしまいました。
ホントに誰か良い人いないかな?って考えてしまいます…
ただの妄想ですが。

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