PATRON 9


結局俺は、
どうやって借金を返済すればいいのか
わからないまま大学に復学した。

2年ぶりの大学。
友達…だった奴や知っている奴はほとんどおらず、
みんな順調に卒業したようだった。


でも、友達や知り合いがいなくても何ともない、
ただひたすらに学べることがありがたかった。



 


復学してからの1週間は
1度、シンさんから連絡が入っただけ。


あんなにバタバタ出ていって
今でも部屋にはチョン社長のものが
溢れているのに、
チョン社長は一度もこの部屋には
帰ってこなかった。



俺なんかにこんな広い部屋を与えて、
どこで寝泊りしているんだろう。
あのホテル?かなぁ…




















復学して最初の週末。


飲食店にとって週末は稼ぎ時だけど
チョン社長は、休みかもしれない。

昨夜、そんなことを考えていたせいか
朝早くから目が覚めた。





そういえば、
チョン社長のことをネットで検索した時、
飲食店経営者という肩書以外のことが
何もわからなかったな。

あんなビジュアルでしかも部屋を見る限り、
かなりの成功者。
どこかの経済誌が取り上げていても
おかしくないはずなのに。



ようやく慣れてきた
最新式のシステムキッチンで
簡単な朝食を作りながら、
チョン社長の笑顔を思い出す。






「表紙に写真でも載せたら
かなり売れそうだけどな。」






「何の写真をどこに載せるの?」




いきなり現れたチョン社長にビクっとして
ボウルに入れようとしていた牛乳を持つ手が
飛び跳ねた。




「チョン社長?!

お、おはようございます!



あ、うわっ、やべすげぇ入れちゃった…」



「あ、マジで?

悪い、そんなに驚くと思ってなくて。
俺、玄関からチャンミーンって声かけながら
来たのに。」



慌ててボウルを覗き込むも、
明らかに量が多い。




「呼びながら…?
気づかなくてごめんなさい。
ちよつとあの、考え事してて。」



「そっかそっか、急に来てごめんな。

てゆうかさ、これ何作ろうとしてんの?」



急に現れて真横からボウルを覗き込む
チョン社長に例え見惚れようとも、
ドキドキして食欲がなくな…るような
可愛い胃袋は持ち合わせていない。



「フレンチトーストだったんですが、
ちょっと牛乳入れすぎました…
いっそのこと、パンも卵も増やします。」


「へぇーすごいな!

今から増やせるの?
じゃあ俺の分も作ってくれない?

一緒に朝ごはん食べよう。

あ、俺甘い方が好き。」






この前言ってた話をする時間が、
急に訪れた。




よろしくお願いします。
遅ればせながらコメントのお返事も
させていただいております。
ありがとうございます。
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コメント

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h○○○○○さま

Miiiii
読んでいただいてありがとうございます。
返信送信したつもりでいました、遅くなりすいません。

今日の15周年記念の動画です。
avexの公式YouTubeにアップされています。
とても素敵なのでぜひ…
本日の日付です。

よろしくお願いします。

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h○○○○○さま

Miiiii
こちらこそ読んでいただいてありがとうございました!
最初からずっと妄想元の私がシン推しなんですが、
よかったら続きも読んでくださったら嬉しいです(*´艸`*)
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