PATRON 11

なんとなく他人との行為描写があります。
ご注意ください。





Y side


「どう思う?」


週明けの月曜日、
シンに早速チャンミンと働きたいって
言ってみる。



「…わかりました。
そのつもりで準備致します。」




「やった。

シンってほんと、
俺の決めたことに文句言わないのな。

なに、俺怖い?」




「いえ、全く。

あぁ、次はどんな突拍子もないことを
されるのかハラハラする、という意味では
怖いですが。


社長は、人を見る目がおありなので。」

 

「へぇ、それはどーも。」



「あの大学を首席で卒業してくだされば
尚、いいんじゃないですか?」



澄ました顔して
そんなこと言うもんだから、
笑ってしまう。


「あははっ!」


「………何ですか。」




「いや、なんでもねぇよ。
お前、まだまだ可愛いなぁ。」




「なっ!

…お話はそれだけですか?
失礼しますっ。」




早足で社長室から出て行くシンを
クスクス笑いながら見送った。



2年か、チャンミンはきっとすげえ成長する。

楽しみだ。

















その日の仕事帰りに
久しぶりの店に顔を出す。



「チョン社長!
こんばんは、ご無沙汰しております。

わざわざお越し頂かなくてもお電話くだされば
こちらからご指定の場所に…」


「あー前もそう言われたっけ?ごめんごめん。

でもここで部屋借りるほうがいいんだ。」


たとえホテルでも
自分のテリトリーに入れるのが嫌なんだ。




「承知致しました。
差し出がましいことを申し上げました。

どうぞ、ご案内いたします。」






会員制のこの店はスタッフの教育が
行き届いている。

ここでのことは絶対に外には漏れない。

口止め料も含んだ給料になっているんだろう。

でも、それ以上にうっかり口を滑らすことが
自分の身を危険に晒すことだと、
みんな薄々気付いている。


取引先の若い専務に紹介された時は
こんなところ…って思ったけれど
手っ取り早くて面倒もなく、
なるほど、必要な場所かもしれないと
ごくたまに利用するようになった。


「それにしてもお久しぶりですね。」




俺がいつも使う部屋へと案内される。



「あー仕事、面白くてね。」



「それは何よりです。

いつも通り、
ご希望通りに用意して参りますので
しばらくお待ちください。」



もともとちゃんと教育されたスタッフだから
俺の希望は1つだけ。

同じコは絶対に抱かない。









随分前から決まった相手はいないし、
この店の利用回数も少ない。

俺まだ30ちょいなのに
こんな欲が薄くて大丈夫か?って
思ってたんだけど…
ここ数日ちょっとおかしいんだよ、俺。





なにがって…

いや、なんでもない。




「くっ……」


細い腰に思い切り打ち付け、
溜まってたものを出す。








さっきのスタッフが言う通り、
数ヶ月?半年?は来てなかったように思う。
一人で処理するくらいはあったけど
それだって健康管理みたいなもんだ。




だから溜まってただけだろ、これで大丈夫。



よろしくお願いします。
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